感情の赴くままに
こんにちは
みき です。
今の私
心に、感覚に、響くことがあったら、すぐに涙がでます
すぐ、泣いてしまう^^;
それはもう、私を知る人は納得~!のことかと(笑)
先日のELM講座でも、
「みきさんはすぐ泣いちゃうんですよね~」って言われた(笑)
合わせて、「そこがまたいいんですよね」って言ってくださったRさん(ありがとう!)
自覚はあるか?わからないけど、Rさんも、きっと泣き虫さんなんだね~って思ったよ^^
私が、こんなに泣き虫だなんて、夫の不倫が発覚するまでは全然思わなかったし、知る由もなかった
ずっとずっと強く逞しく生きてる自分であったし、これまでそんな自分で自信も得てきた
泣くなんて、負け
泣くなんて、卑怯
泣くなんて、かっこ悪い
泣くなんて、弱さの象徴
厳格だった父との関係性で培ったであろうそれらが、私の中にはずっしり根づいていて
どんなに悲しくても
どんなに寂しくても
どんなに悔しくても
どんなに辛くても
絶対に、泣くもんか!!!
って、
いつも歯を食いしばって
いつも体全体をこわばらせて
沸き起こる感情を無理やり抑え込み
ぎゅうぎゅうに心の底に押いやって
頑丈な蓋で閉じ込めて
それらを感じないように
人目にさらさないように
無きものとしてきた
今でもよく思い出す場面があってね
小学校6年生の頃、私は百人一首という存在すら知らなかったんだけど、
転入して入ったクラスの担任の先生が百人一首に力を入れている先生で、毎日、放課後は百人一首の暗唱から始まり、実技練習(昔だからできた事だよね笑)
ちはやぶる、の世界よ!
クラスの子はみんな、すでに百人一首を全部覚えている状況
だから私はまずはみんなと同じスタートラインにたとうと、毎日、10首ずつ、何度も紙に書いて、声に出して暗唱し、ひたすら覚えた
それを弱音ひとつ吐かず毎日続けた
かっこよく、素早く札をとる友達に対して、なかなか手が出せない、札がとれない自分が悔しくて
夜、担任の先生の自宅で実施されていた自主練に積極的に参加
あの頃は、ほとんどのエネルギーを百人一首に投じていたな~(笑)
そんな負けず嫌いが功を奏して、百人一首の大会に参加できることに!
試合当日
これに勝ったら2位、という回まで勝ち進み、対戦
その時の相手の爪が長く伸びていて
接触するたびに、私の指は傷つき
痛くて、思うように力が発揮できない
痛みで、集中力が欠けていく・・
いいところまでいったんだけどね
結局は負けて
何もかもが納得のいかない
そんな、3位
友達は「初心者で3位はすごいよ!」ってたくさん褒めてくれたんだけど、私は全然嬉しくなくて
今まで頑張ってきたこと
今まで努力してきたこと
それらを思い返すと悔しくて
状況に飲まれ、惑わされた自分
ここぞという時に力が発揮できなかった自分
そんな自分が情けなくて
もう、めちゃくちゃに声出して泣きたかった
でも、その時も泣けなかったんだよね
それはもう無意識に
ぐっと力を入れて歯を食いしばって堪えた
あの頃の私
今の私の中に、まだちゃんといる
担任のT先生が、そんな私を見てこう言ったの
そばに来て、肩をポンポンってして
「泣きたいときは泣けばいい」
・
・
T先生は、私が教員を目指すきっかけとなった先生
私の中の可能性を引き出してくれた先生
そんな先生だから
泣けない私、をお見通しだったんだろうね
その言葉をもらった時
「え?泣いてもいいんだ・・」
って、一瞬ふわっと緩んだ感覚、今も覚えていて
すごぉく、心が温かくなったんだよね・・
やっぱり、あの時の私の心は
泣きたかったんだね
思いきり、泣きたかったんだと思う
でも、当時は、それでも泣けなかったの
すぐに
「いやいや、泣いちゃダメだ!」って
「そんな弱みを見せたら負けだ!」って
私のエゴが止めたのね
私のエゴちゃんは相当な強者だったのよ(笑)
そんな私だったのが、
今や、すぐ泣く(笑)
気がつくと涙が溢れてる
そんな私になってて
なんか面白いな~ってつくづく思う(笑)
人って、変わるんだね
人って「いろんな私」を内包していて
それを見つけられたら
今までとは違う自分に出逢える
その大きなきっかけに
夫の不倫はなりえるって、私は思ってて。
だって、あれほどのエゴちゃんが緩んだんだもん!(笑)
私が泣き虫だと気づけたのは
紛れもなく、夫の不倫のおかげ
今まで心の中に溜め込んできた涙を
夫のしでかしによって全部流せた
今まで感じないようにしてきた感情を
夫のおかげで全部味わい尽くせた
そんな感覚があって
それによって
その過程をすぎた今となっては
泣きたかったら泣けるし
湧きおこる感情はそのままに受けとめ、味わい、尊重できる
そんな私になれた
そんな私に出逢えて
今、すごく楽なのね^^
それって
無理してない
我慢してない
そんな力んでいない状態に、自分が常に在れているからなんだよね
「感情を解放してあげること」
それを認め、許可してあげることで
新たな自分に出逢える
私は
夫の不倫は
私が心から楽になるため
私が知らない私に出逢うため
そのために
私が引きおこした事象だったんだな~って、疑いなく今はそう思えてしかたない
だから
あなたにとっても
ご主人の不倫は
あなたが心から楽になるため
あなたが知らないあなたに出逢うため
そのために起こった事象にすぎないのだと、私は疑いなく信じることができる
我慢しなくていい
無理しなくていい
抑え込まなくていい
押し殺さなくていい
耐え苦しむことはしなくていい
感情のままに
感情の赴くままに
そんな自分で生きること
・・トライしてみて?
それが
新たな自分に出逢える一歩になるかもしれないから^^
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